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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

たまちゃん

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「誕生日に何か欲しいものないの?」
実をいうと、あんまり無い。カメラなどの仕事機材は、自分のお金で勿論買うし、家に関する家具や電化製品、服や靴や腕時計など、ほぼ興味が無い。
「興味があるものは?」と誰かに聞かれたら、「地球」と即答する。もしくは「新たな経験や体験」と言うだろう。
「う~ん、欲しいもの、欲しいもの。。。」、呪文のようにそう唱えていたら、一つだけ頭に浮かんできた。片口。そう、お酒を入れる酒器。ぐい吞みやグラス、御猪口などは気に入ったものを使っているけど、片口は今まで陶器のもの1つで済ませていた。
「てつや、欲しいもの、ある・・・」
「なに???」
「玉川堂の片口」
「げっ」
新潟燕市で、200年以上にわたり鎚起銅器を造り続ける玉川堂、これで(ぎょくせんどう)と読む。7年ほど前に玉川堂のぐい吞みを貰ったので、今度の狙いは片口に。オンラインショップでは、何と全てソールドアウト。むむむ、これは玉川堂のショールームがある銀座シックスへ行かねば、、、と今日を迎えた。ラム肉を食べながら、メッセンジャーで、玉ちゃんへ久しぶりに連絡する。
「銀座で片口を見てきまーす!」
数分後の、たまちゃんからの返信にのけぞった。
「えっ、今、たまたま銀座ですよ」
「まじ? 今、銀座でランチ中、もう少ししたら銀座シックスへ行きます。たまちゃんはどこ?」
「銀座シックス」
「会おう、会おう」というわけで、奇跡の再会だった。たまちゃんとは、玉川基行さん、そう玉川堂の社長だ。今から8年ほど前、親友のたけしの紹介で出逢わせてもらったのだ。
「いやん、久しぶり」
鎚起銅板で敷き詰められた銀座シックスの店で、ガッチリとハグ。色々説明してもらい、玉川堂の巨大やかんと一緒にパチリ。いやぁ、相変わらずのナイスガイぶりに嬉しくなってしまった。
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「たまちゃん、今度、たまちゃんの家に遊びにいくね」
「うん、是非来てよ」
僕の夢、それは玉川堂のあらゆる酒器で酒を呑みあかすこと。それを叶えてくれるのは、社長のたまちゃんだけなのだ。
「片口はどれにします?」
「玉子形の玉打で」
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むふふ、誕生日プレゼントで買ってもらっちゃった。嬉しいなったら、嬉しいな。ルンルンッ。
               ノムラテツヤ拝
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