千歳の夜2022-12-27 Tue 10:14
 皆、ペンギンのように小股で氷の上を歩いていく。千歳のホテルにチェックイン後、いつもの酒場へ向かう。 大将と昔話に華が咲き、北広島市のホテル取締り条例や、千歳の潤沢な税収利点なども伺った。やはり現地へ来て、地元の今を知るって、どれほどネットやオンラインが主になろうとも、一番大切なことなのだ。それにしてもどうだろう？ この輝かしいお魚たちは。生サバはキランキランに煌めき、口に含めば食感はカマンベール。鵡川産の雄ししゃもは、メスよりも味が濃くて甘い。いかに僕らが本ししゃもを食べていないかを痛感する。  そして焼き氷下魚（コマイ）。乾燥でなく、生を焼くことで、味わいに香ばしさが加わり、氷下魚特有のほのかな発酵臭がする。  これに合わせるのが、最近女性杜氏に代わり、劇的にうまくなった「十一州」。明治以降、北海道を１１ヶ国８６群にわけたことに由来する酒だが、これが絶妙にウマい。日本最強の美味国で、千歳の夜は幸せに、濃密に過ぎていく。 ノムラテツヤ拝  ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ１日１回「人気ブログランキングへ」ボタン  のクリックをお願い致します！以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます！ |
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