新世界写真4312022-12-28 Wed 09:11
![]() 雨の金澤。武家屋敷を歩くと、曲がり角が赤く染まっていた。 濡れた石畳が黒く沈み、そこに赤、橙、黄色のモミジが。それらに見とれていると、雨が突然強くなった。 するとどうだろう。雨が大地を叩き、同時にモミジが一葉、一葉と落ちてくる。まるで天が、雨という絵筆で、モミジという絵具を使って、点描画をえがいているよう。自然は粋だと思う。いつどんな時も工夫とユーモアを忘れない。僕は傘に当たる雨音に耳を澄ませながら、その筆遣いに視線を走らせた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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