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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

新世界写真434

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15歳で写真と出会って以来、僕は目に見えないものを常に追っていたように思う。
カメラという機材の素敵なところは、長時間や超高感度など、目に見えない世界を写し取れることにある。理科の教科書に載っていた、北極星を中心に星が弧を描く写真は、肉眼で決してとらえることが出来ないが、カメラであれば自在にその動きを記録できる。夜空に輝く満点の星空だってそう。デジタルになり感度に上げることで、肉眼で見た圧倒的な星空もそのまま表現できるのだ。
コロナ禍の前と後では、撮影させてもらう対象が、がらっと変わるような気がしている。僕はもっと奥へ、深く進みたい。目には見えない場の記憶、大地に刻まれた生物の想い、そして人々が手を合わせてきた聖地の祈りを撮っていきたいな。
「あのコロナ禍があったから、今がある。本当に有難いよね」。
いつか皆でそう言えるよう、僕らは今に全力投球していくのだ。
        ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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