新世界写真4422023-01-08 Sun 10:15
![]() 白金温泉に身を浸す。露天は、見事な岩風呂作り。青空を見上げながら、ボーッと佇んでいると、頬に冷たい感触が。白樺の巨木から、フワリ、フワリと粉雪が舞い降りてきた。目を凝らすと、そこにはキツツキのヤマゲラが。彼らが枝から枝へ飛び移るたびに雪のかけらが舞い落ち、僕の顔に当たるのだ。それはなんと幸せなことだろう。 数秒前にはヤマゲラが触っていた雪を、僕も触れることができる。ちいさな命と時間と五感で繋がらせてもらえる。ふふふ。あまりにも嬉しくって、思わず微笑んでしまう。1羽、2羽、ぜんぶで3羽のヤマゲラが、幹をつつき、中にいる虫を探している。雪が螺旋を描くように落下し、今度はピトッとおでこにひっついた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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