再会2023-01-09 Mon 18:42
![]() 僕は鹿語が話せるので、呼びかけてみる。 「おーい、帰ってきたぞ~。2年前、ここであの奇跡の鹿を撮影してから、骨折をしちゃってね」 一頭、一頭が僕の言葉に頷くように、こちらを凝視する。 ![]() 「骨も完治して、また遊びにきたよ」 群れのリーダーが、頭を上下に揺らし、仲間たちに合図を送った。逆光に浮かび上がる、鹿たちのシルエット。自然が撮らせてくれている、動物たちが撮らせてくれている。そんな感じがするときが確かに在る。 ![]() それは、僕の命の振動と、大自然の振動がシンクロし、らせん状に同量で絡み合った時。僕はこれから繰り広げられる圧巻風景を、まだ知る由も無かった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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