新世界写真4662023-02-01 Wed 15:00
![]() 朝、バチッと目が覚める。 「おいで」 闇の中からそんな声が聞こえたような気がした。 深夜2時まで皆で飲んでいたけれど、不思議なほどお酒が残っていない。 横ではひろちゃんがスヤスヤと寝ている。素早く着替え、カメラザックを背負った。 朝5時、いつもの撮影地へ向かう。 ここは友人のプロパティなので、一般の人は入れないが、その眺めは素晴らしい。 フィッツロイ、セロトーレが間近で一望でき、壮大さに息を飲む。 朝日が出る数分前、東の空が爆発するように燃えた。 そしてその雲は、やがてフィッツロイの上空へ。 頂に光が入ると、深紅のベールに包まれていく。 2年ぶりの朝焼けに、魂の底から震えた。 瞬間、瞬間、変わっていく映画を見ているかのよう。 ここはまさに、フィッツロイの劇場だった。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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