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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

銀杏並木

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ほんと、何が売れるのか、分からない時代。
でも間違いなく言えるのは、自分の心が動いたものを、大切にするということ。
ミラーレスカメラでも、フィルムカメラでも、iphoneでも、それらは言える。デジタルが出てくる20代後半までは、フィルムカメラ、それもスライドフィルムでしか、写真を買ってもらえなかった。デジタルが出てきて、高画素機の写真のみが流通するように。時代は流れ、カメラも小型、高性能化することで、iphoneなどの携帯カメラでも、2~3年前から売れるようになってきた。どんなカメラでも、売れる写真が撮れる時代、だからこそ、今まで以上に大切になるのは心の起伏に耳を傾けること。何でも撮っておけば、あとからトリミング、色調整できるからと適当に構えて撮った写真と、丁寧に自分の心の起伏にそって切り取られた写真、これはそこへ入ってくる氣が変わってくる。氣で分からない場合は、透明感と言い換えてもいいだろう。まるで自分がそこへ立っている、その世界観の中に没入する写真、それは必ず透明感と密接に繋がっている。
iphoneで撮影した、慶應大学の銀杏並木。それが小学館の「1978年のまんが虫」というコミック本に掲載された。 
https://www.shogakukan.co.jp/books/09861558
あの時の心の起伏を思い出し、少し、幸せな気持ちになった。
             ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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