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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

新世界写真486

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てっちゃん、空海のファンなんでしょ?」
「はい、大ファンです」
「なら、恵果和尚のお墓は行った?」
「えっ、唐の長安にですか?」
「違う、違う、日本国内にあるんだよ」
こんな話から、僕らは高知の青龍寺へ向かった。空海が唐から日本へ帰る時、縁ある場所で会おうと投げた独鈷杵が、土佐の松に引っかかっていた。それによりここに唐の寺と同じ名前の「青龍寺」を建立し、恵果阿闍梨の墓も祀ったという。インド人だった恵果阿闍梨は、実をいうと空海よりもさらにファン。ぜひとも手を合わせたいと境内を上っていくと本殿が。地図にはこの近くと書かれているが、なかなか見つからない。山の奥へ行けば修験道の世界が広がり、寺なのになぜか鳥居があったりなんかする。参加者のPさんのお陰で、実はこの鳥居の奥が恵果阿闍梨のお墓だと教えてもらい、皆で静かに手を合わせた。その麓には恵果阿闍梨の御堂も建てられていた。
ノムラテツヤ拝
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