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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

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奥の細道の名句・五月雨の降り残してや光堂。その意味は、何十年、何百年も光堂だけが五月雨が降り残したように光り輝いている。短い言葉で想像を喚起させる俳句、その真骨頂だと思う。
冬の平泉は雪に覆われ、神聖そのもの。金色堂(光堂)の向こうには午後の斜光線が光り、中へ入れば藤原三代の夢の極楽浄土が広がった。
どうだろう、この黄金の社は。日本文化の中心が東北にあった。そんな説が支持されても頷いてしまう出来栄えだった。
昔も今も同じ。皆、日々これで良いのかと自問自答しながら、この瞬間を生かしてもらっているのだ。
ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

新世界写真 | コメント:1 | トラックバック:0 |
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コメント

こんにちは。
阿弖流為から藤原三代に連綿と続く東北地方の悲しい歴史に思いをはせるのと共に、哲也さんがお父さん、お兄さんから受け継いだ明るい歴史に感動し、コメントを書かせて頂きました。
益々のご活躍を祈念致します。
2023-03-02 Thu 11:29 | URL | 大植隆 [ 編集 ]

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