マキアート2023-03-07 Tue 16:00
![]() 勉強不足だった。 僕は、基本コーヒーはあまり飲まない。でも、エスプレッソは好き。特にイタリアの酸味が立つエスプレッソは超好みだ。 イタリアへ入ってからは、基本毎朝、カフェ・ドッピオ=ダブルのエスプレッソを楽しんでいたが、イタリアの最終地だったトリエステで、何気にマキアートを頼んでみた。僕の中でマキアートは、日本のスタバなどにあるキャラメル・マキアートなので、少し甘いものが混ざってくるのかと思ったら、何とほんの少しのミルクフォームがエスプレッソに乗っていた。飲んでみて、衝撃的だった。エスプレッソ自体の酸味は立つが、ミルクの甘みで豆の持つ苦みが包まれるように香った。一口、二口、三口、すべて、その混ざり方と温度が変わるごとに、万華鏡のように味が変わっていく。 ![]() なんなんだ、このウマさは、、、。イタリア語辞典でマキアートを調べてみると、「シミ」。つまり、カフェにシミを落としたのだ。無知とは怖いもの。マキアート人間になった僕は、スペインへ行ってもマキアートと頼んだ。スペイン人のマスターから、ここではカフェ・コルタード(コーヒーを切る、または薄める)と呼ぶんだと教わった。ポルトガルへ行くと、さらに細かい。ハリーポッターが生まれた聖地・ポルトでは、「マキアートでもコルタードでもない。ここではピンゴと頼みな!」とイケメン兄ちゃんにウィンクされた。ハッキリ言って、野村哲也、惚れましたね。本物のマキアート、コルタード、ピンゴに。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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