新世界写真5742023-05-27 Sat 09:04
![]() 熱海に1年住んでいたというのに、どうして僕はこの半島を探検しなかったのだろう。 この頃、特に想う。人間は見たいものだけしか見ないし、知りたいものだけしか知らないと。日本47都道府県に足を踏み入れ、世界150カ国を撮影してきた。でも、僕らは常に灯台下暗し。コロナ禍で、地元を歩くと、あれも、これも知らなかったことにゾッとする。 熱海周辺の海岸部を眺め、突端になるのが真鶴半島。陸側からでは不便なところも海側からはゲートウェイとなり、当然神々を迎える聖域となる。古今東西、世界中に共通するこの事実を知っていれば、間違いなくこの真鶴は探検する地となるのだ。 僕は100歳まで地球を遊びきると決めているが、それでも残り52年。自分の足で自在に動けるのが80歳だと仮定すると、たったの32年しかない。世界の残り38か国に足を踏み入れることと共に、僕がやらなければならないことは決まってくる。勉強だ。もっともっと学ばないと、目の前の風景の奥が見えてこない。時間がまったく足りない。ソフトバンクの孫さんが言うように、僕らの時代は人生200年時代になるのかな? そうすれば少しは余裕が出てくるのに。風景をただ綺麗なだけでは終わらせたくない。僕はその奥に潜む歴史、記憶、命の本質を感じたい。地球は美というカケラの集合体。だからこそ、一景ずつ心の栄養にしていくのだ。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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