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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

新世界写真680

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知床五湖で最も高台が三湖、そこから二湖と一湖を見下ろすと、遠くに知床岳と羅臼岳が見渡せた。
雄大でたおやかな命の揺りかご、この深い森があるから、海から一気にせり上がる高山があるからこそ、ヒグマやエゾシカ、キタキツネなどの野生動物が暮らしていけるのだ。
ヒグマに関して言えば、アラスカのカトマイ周辺、カムチャツカのクリル湖畔と共に世界三大生息地に僕は推す。それほど豊穣な大自然が、知床半島に凝縮されているのだ。
アイヌ語で「シリエトク」が「知床」の語源。意味は「大地の突端、または大地の入口」だ。遥か昔、オホーツク文化圏の北方民族が南下した際、ここが入口の扉となったのだろう。
ノムラテツヤ拝
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