崩れた遺跡2011-03-10 Thu 07:00
![]() 崩れたままの遺跡、ありまのままの姿を見せてくれるベンメリア遺跡。 6年前、ちょうどこの遺跡が観光客に解禁になったのを期に、僕はバイクで向かった。 そこにあったのは、整備された、修復されたアンコールワットでは決して見られない太古の気配があった。森で言えば、原生林が持つ凛とした奥深さと言えば良いだろうか? あれから大分たっているので、遺跡そのものが変わってしまったかな? 現に未舗装路だった道は、シェムリアップの町から全て舗装されていた。が、入り口の門を見た瞬間、ホッ。あの時の感じが、まだ十分に残っていた。 ![]() 人によって破壊されたもの、自然によって倒されたもの、遺跡はいつも何かを奥から問いかけてくる。心の耳を澄ませると、今の自分が反射し、見えてくる。 ![]() ヒンドゥーの神、ナーガが状態よく残っていた。この彫刻の技術の高さに、ほとほと感心してしまう。 ![]() 奥へ入っていくと、壁には女神たちの姿。 ![]() すべてのものは動いている、そこに留まっているという思い込みが、動きを止めている。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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