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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

プンタアレーナスで

パタゴニアビール(c)

パイネでの撮影を終えて、プエルトナタレスへ戻ってきた。
黒ビール(c)

パタゴニア産のパタゴニアラガービールとナタレス産のバグアレスの黒ビールを飲みながら、グランメシータのホウレンソウピザを頬張った。
ホウレンソウピザ(c)

パタゴニア南部の撮影行も、フィナーレを迎えつつある。ナタレスで一泊し、翌日は朝一番のバスで、砂の岬を意味するプンタアレーナスへ向かった。ナタレスからジャスト3時間の距離だ。アレーナスでは、やらねばならないことがあった。
それは町唯一のモール内にあるスーパーマーケットで、1865のカベルネワインをたんまり買って日本へ送ること。ちょうど、旅が始まったばかりの頃、このスーパーでワインの30%ディスカウント券を貰ったのも、その考えを後押ししていた。クーポン券には、約50万円までなら、何本でも750mlのワインが30%ディスカウントと涙が出るような事が書かれていた。
以前、1865の美味さを紹介したところ、日本の友人が購入して飲んだという。値段を聞くと、色々比較して調べたところ、4200円が最安値だったと教えてくれた。確かに1865のワインの味は、それくらいの価値はある。でも実際、自分がそれだけのお金を出して飲むか?と問われれば、答えはノーだった。ならば、このディスカウント券を使って、送料はかかるけれど、送ってしまえば良い。
チリでは9900ペソで一本が売られていた。日本円にすると1600円の計算だ。それが3割引きになるのだから、1100円くらいの計算になる。
1865(c)

早速、宿のカラファテホテルから、バスでモールへ向かう。片道40円と何とも嬉しい価格。モールへ着き、ハイパーリーデルという大きなスーパーへ。ワイン売り場へゆくと、1865が7本置いてあった。実は10日前に12本予約していたので、それを店員に告げると「予約はしたんだけれど、この7本しか入ってこなかった」との事。しょうがない。7本全てを購入し、ダンボールに丁寧に梱包してもらった。
それから乗合タクシーで、郵便局へ。
窓口で日本までと頼むと「ワインは2本までしか送れません。もし7本送るなら梱包をしっかりして2本ずつに分けて下さい」と事務的に言われた。
マジ? 何度聞きなおしても、同じ事を言われた。
そうなれば、宅急便会社のチリエクスプレスへ。ここでもワインなどの液体は送ることが出来ないと門前払い。「どこかなら送れるの?」と食い下がるとブルーエクスプレスを紹介してくれた。
この会社は、チリのナショナルフラッグ「ラン航空」が経営する、宅急便会社。重いワイン箱を持ち、ブルーエクスプレス社へ。海外配送専門のラウラに聞くと、送れるとの力強い返事。ただし空港までと釘を刺された。成田か関西空港まで、そこで関税を支払わなければならないという。
個人輸入の関税なんて微々たるもの。もちろんOKだと伝えると、ワイン7本(12キロ)の値段は、280ドルだった。
高い、高すぎる・・・・。 
そうなると、こっちで買ってゆく旨みがなくなってしまう。
でも、手元には購入してしまったワインが7本。
しばらく考えた後、1本は飲むことにして、残りの6本は手荷物で持ち帰ることにした。
帰り道が重くなりそうだ・・・・。
そしてプンタアレーナスからサンチアゴへ北上する飛行機内で、今、文章を書いている。
飛行距離2000キロちょっと。アレーナスには寒風が吹き荒れてても、首都のサンチアゴはまだまだ夏なのだろう。
今日はサンチアゴで宿泊し、夕飯は旅行会社の社長さんから招待されているので、御馳走になってこようと思う。
南部パタゴニアは、今回も最高の風景を見せてくれた。
「また、絶対に戻ってくる」
そう確信して、僕はパタゴニアとしばしのお別れをした。
PS,今、窓の外にはオソルノ火山が見えたきた。オソルノ山とも、しばしの別れだ。ありがと、この一年半、いつも守ってくれて。いつも見つめてくれて。
                                     ノムラテツヤ拝
ティラミス(c)
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テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

パタゴニア | コメント:2 | トラックバック:0 |
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コメント

はじめまして、昔アルゼンチン旅行で食べたアサードを思い出しました。
南米は本当に魅力的で楽しい旅行でした
応援ぽち
2009-04-22 Wed 13:10 | URL | New York [ 編集 ]
有難うございます。アサードは肉本来の味がして、好きです。ただどうしても食べ過ぎてしまって・・・・・。  野村哲也拝
2009-04-23 Thu 00:32 | URL | Tetsuya nomura [ 編集 ]

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