キタダケソウ2011-08-03 Wed 07:00
![]() 日本にも氷河時代が存在した。 地形でカールとかモレーンとかついているのはその名残。 そして氷河からのプレゼントが、北岳には2つある。 この北岳しか存在しない固有種「キタダケソウ」、八ヶ岳や南アルプスの一部しかないチョウノスケソウだ。 氷河時代に、北極圏から日本へ南下し、時代が終わっても、日本に残ったのだ。 キタダケソウは、特に見るのが難しく、もう花の季節を終えようとしていた。 降りてくる人たちに聞いて、まだほんの少しだけ咲いている情報を得る。 あとは、ひたすら探すのみ。 北岳頂上よりもほんの少し下に、それはひっそりと咲いていた。 ![]() 純白のウェディングドレスのように透明感があり、そしてはかない。 花期が終わりということで、枯れているものもいるが、咲いたばかりのキタダケソウも見ることが出来た。 ![]() ツガザクラの手前に、ハクサンイチゲ、その左側にキタダケソウ。 ![]() 見ればみるほど、妖艶さが僕に注入され、なんだか変な気分になってくる。 花はエロティックだ。そう思うのは僕だけじゃないはず。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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