写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

モアナ

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なぜこんなに感動するんだろう?
成田~タヒチまでの機内で、映画「MOANA モアナと伝説の海」を見た。
ディズニーの新作だ。

こんな歌の出だしで始まる。
誰も知らない 島を見つけに行こう。
故郷の島を 離れようとも 進もう。
祖先の物語を 消して忘れず 語り伝えていこう。

そして終わりこう結ばれる。
打ち寄せる波を ずっと一人見つめてた 何も知らずに
そうよ 期待にこたえたい でも気づけば いつも海に聞いているの
どの道を進んでも たどり着くのは同じ 許されないの 憧れの遠い海
空と海と出会うところは どれほど 遠いの
追い風受け漕ぎ出せばきっと わかるの どこまで 遠くいけるのかな
そうね みんなとても幸せそうだわ それは分かるの
そうよ 自分の居場所があるのって 本当素敵なことよね
この道を進んでく 望まれることは同じ でも心に響くのは違う歌
光り輝く海が わたしを 呼んでる おいでよって
早く見つけてほしいと 呼んでる 教えてよ
そこには何か待ってるの?
空と海が出会うところは どれほど 遠いの
追い風受け漕ぎ出し きっと わたしは 行くのよ

まずは最新のVRが駆使されることで、映像がまるで本物。ここまで来ると、もはやアニメーションを超えて限りなくリアル。空も花も、人間の肌の質感も、そして波間に輝く光の粒も。

村長の娘として生まれたモアナ。サンゴ礁に囲まれた天国のような島で、みな幸せに暮らしていたが、モアナはどうしてもサンゴ礁の先の大海へ出てみたい想いに駆られる。
両親は反対するが、おばあちゃんの一言、そして先祖の来た道を知ることで、自分も船を出すことに。

そして、もう一人の主役の存在が何よりも良い。
ポリネシア全域にトリックスターとして伝わる半神半海のマウイ。島を釣り上げ大地を作り、太陽を捕まえて昼を長くし、火を盗んで自然界に豊かさをもたらした。釣り針型の巨大な斧を持ち、その力で何にでも姿を変えることが出来るが、ちょっと暴れん坊であり、破壊神なところもある。

大いなる旅路モンゴロイドの世界で言えばワタリガラス、日本で言えば、それはスサノオノミコトになるだろうか?
映画は生命の源テフィティの心を、マウイが奪ってしまうところから始まる。すると世の中に闇が充満するようになり、その心をモアナとマウイで返しに行くというストーリー。展開自体は、まさに王道。でも、それを真っすぐ心に届かせる工夫がいたるところでされている。映像の細やかな作りであったり、効果的な歌の挿入であったり。

この映画の芯を貫いているのは、昔からの伝統を途切れさせるのではなく、受容し、今の時代に皆が幸せになるように叡智を使うこと。
そして今までの自分の世界に閉じこもるのではなく、新しい世界に飛び出してみよう。そこにはきっと新たな出会いと学びが隠されている。海の中に埋まる財宝を探しても良い。でも本当は勇気を持って挑戦することが、心に火をつけ、新たな体験と経験を身に付けさせてくれる。
それこそ、世界が、自然が、地球が、僕たちにくれる最高の宝物なのだ。
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モアナとはハワイ語でオーシャンの意味。
この世は心の内側と外界が密接に呼応する世界。だったら、自身の心が燃える方へ、生涯挑戦し続けていたい。
この2年、ポリネシアの島々を数多く旅する中で、僕は一つのことを気づかされた。それを映画の中で、マウイ神が言うのを聞いて泣いた。
「海は島と島を分け隔てるものじゃない、海は島と島を結ぶものだ」。

あと4時間で、ポリネシアの中心地「タヒチ」へ到着する。2時間の待ち時間を経て、チャーター便でポリネシア東端の「ラパヌイ(イースター島)」へ。
僕が今、飛行機で向かっている航路を、大昔、船で渡った人々がいる。
台湾、または中国の南方からミクロネシアへ漕ぎ出し、そのままポリネシアへ拡大していった偉大なる旅路。
新たな冒険、それは何も未踏の島や山を目指すだけではない。新しい自身を決めるのは自分。人生という大海原で、無数の新しい選択があるはずなのだ。
モアナのように、皆、それぞれの人生で「伝説の海」を渡っている。
               ノムラテツヤ拝
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はかたのちから

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アサリと菜の花の炒め物と、サバの味醂漬けを頂く。
もちろん、あては白糸酒造の田中六五を夜光杯に注いで。
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そして博多の友人が持たしてくれた鳴海屋の明太子とあつあつのご飯。
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そのふくよかさと最後のまあるい辛味に博多の底力を、まざまざと感じさせられた夜。
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よっし、体調も万全になってきた。
明日からイースター島へ行ってきます!
弾けるぞぉ~
          ノムラテツヤ拝
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