写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

チリ出陣

図1

今、成田空港でこの文章を書いている。
羽島が終わって、大好きな人たちをランチをしてから、新幹線に飛び乗った。横浜の家でグッスリと眠り、東京経由で成田空港へ。
「よっし、気合いを入れて頑張るぞ!」
夕方の便でヒューストンへ飛び、南米のチリへ。そこから北部のコピアポへ飛んで、NHKのTVクルーと合流する。
詳しくは書けないけれど、今回のアタカマの花園撮影は3つの番組で放映される予定。そのどれもが大型番組なので、嫌でもテンションが上がってくる。
現地からの情報も加味して、狙う花を絞り、圧倒的な映像を撮ってきたい。まだ誰も見たことのない地平を拓きたいと思う。
図2

出国してANAのラウンジへ。
ここでのルーティーンは、かき揚げうどんを啜り、特製カレーを飲み、塩焼きそばを頬張る。ビールから白ワイン、赤ワイン、日本酒へのリレー。
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さぁ、圧倒的な大自然の中へ向かおう。
帰国したら、すぐに秋神柳家隊の天下無双の宴が待っている。ご縁があれば、まだ数人であれば入れますので下記まで連絡下さいね。
fieldvill@gmail.com
皆で楽しく、爆発的に盛り上がる。
人生で一度でもそんな体験をすると、脳がもう止まらなくなる。
「何のために生まれてきたのか?」
僕にとって、その答えは唯一つ。
「地球を広く深く遊び尽くすため」
ノムラテツヤ拝
図3
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羽島講演

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毎年恒例の岐阜羽島講演会が終わった。
予想通り、天才気功師のやすみっちゃんが入ることで、今までにないほど爆笑に次ぐ大爆笑の会となった。
出演者が前に出て、質問を受ける場があった。
その時の質問が「人はどうして生まれてくるのか?」。
「ひろちゃんは、酒を飲むためですよね?」とマイクを渡すと、「はい、その通りです。でも地球のことを本当に考えたら、人間は絶滅するのが一番の環境保全になると思う」と独自の理論を展開した。
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「楽しむため、遊ぶために生まれてきたのだと思う」(哲也)
「闇があるから光が際立つ。闇を引き受け、光になるため」(やすみつ)
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そして最後が姫の番。小さな柔らかな声で
「花には蜜を吸い受粉を手伝う虫が必要なように、私たちは誰かに必要とされるために生きているのかもしれない。それが誰だかは分からないけれどきっとそんな計らいの中で、ひとつの命をみんなで生きているのだと思う」
鳥肌が立ち、全身の毛が逆立った。
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仏陀やキリストが周りの人たちを諭したように、姫は僕たちへ向かって愛の光を放って、場を優しく包み込んだ。
僕は呆気に取られて姫の顔を見ると、姫は恥じらって下を向いた。こんな言葉は、いつもそのことを考えていないと決して出てこない。
お犬様の小林さんに「感銘を受けました」と伝えると、姫の名作「大切なことだから」の一頁を指さして、肩をポンポンと叩いた。そこには、吉野弘さんという詩人の詩が記されていた。

「生命は」
生命は自分自身だけでは完結できないようにつくられているらしい。
花もめしべとおしべが揃っているだけでは不十分で、虫や風が訪れてめしべやおしべを仲立ちする。
生命はその中に欠如を抱き、それを他者から満たしてもらうのだ。
世界は多分、他者の総和。しかし互いに欠如を満たすなどとは知りもせず、知らされもせず、ばらまかれている者同士無関心でいられる間柄。ときにうとましく思うことさえも許されている間柄。
そのように世界がゆるやかに構成されているのは、なぜ?
花が咲いている。すぐ近くまでアブの姿をした他者が光をまとって飛んでくる。
私もあるときは誰かのためのアブだったのだろう。
あなたも あるとき私のための風だったかもしれない。

姫、小林さん、ひろちゃん、やすみっちゃん、今日ここに集った仲間たち。僕の周りに目覚めの風が吹いてきた。
ノムラテツヤ拝
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赤いドア

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探求を止めた瞬間から成長は止まっていく。
今日は名古屋の一見さんお断りのお店。
入口は赤いドアで、一般客をまったく寄せ付けない。
今夜のメンツは、加藤さん、あんちゃん、ひろちゃんと僕の4名。奥のバー形式の部屋へ通され、店主の大将と奥様を紹介してもらった。
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「今日はコレから始めます」
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お皿に盛られたのは、灰褐色の蟹。まだ生きているのか、瞳をキョロキョロと動かしていた。
「上海ガニですか?」
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「今日は特別に雄、雌を同時に味わってもらおうと思って」
一同から歓声があがる。
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腹を見れば、袴の形から雄か雌かを区別することは出来るが、よく見ると顔と体付きが違う。特に雄はハサミの部分が毛に覆われていた。
「なんだかモズクガニに似ていますね」
「確か、上海ガニとモズクガニは棘が一本多いか少ないかの違いだったと思いますよ」
よっぽど食物が好きなんだろうな、大将の瞳がキラキラ輝いた。
耳をすますと、プクプクと泡を吐く音が聞こえてくる。
ひとしきり観察を終えてから、大将は厨房へ持ち帰った。
その間に、まずは上海ガニの紹興酒漬け。ようは酔っ払い蟹だ。甲羅から身をこそげ落として食べると、その濃厚で清冽な味噌と卵の味に周りが見えなくなる。
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「うちは、上海ガニが到着すると、まず紐を外してひとつずつ徹底的に綺麗にします。それから紹興酒の上澄みだけを使って、漬けていきます」
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横を見ると、ひろちゃんもあんちゃんも、無我夢中でがっついていた。食べることだけに没頭していると、はんなり赤く染まった蟹がテーブルに運ばれてきた。それらを奥様のレクチャー通り、解体し、言われるがままに、吸ってぇ、食べてぇ~と雌雄の違いを体感していく。
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実を言うと、僕は上海や他のアジアで上海ガニを幾度も食べている。そして雄の方が絶対に美味いと結論付けていた。
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もちろん、白子のような、栗を濃くしたようなミソを持つ雄は、今日も迫力がある。でも雌の身の奥に潜む上品な甘みと言ったらどうだろう?
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ラーメンで言ったら雄が人気の豚骨ラーメン、雌が塩ラーメンのよう。
「イママデノ シャンハイガニハ ナンダッタノカ?」
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間違いなく、我が人生ナンバーワンの上海ガニだった。
箸休めで出てきた松茸の土瓶蒸しにも、一同のけぞる。
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「薄めてラーメンにしたら大行列になりますね?」
ひろちゃんはすぐに反応し、「加藤さん、あんちゃん、この店の横に赤い扉ならぬ、青い扉を出店して売り出そうよ!」
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「今日は一年に一度の朝鮮人参入荷日でね」と大将が立派な朝鮮人参を見せてくれた。端の方だけ折って食べると、触感はラディッシュ、味は土くさく、最後に苦みが押し寄せる。これって何処かで食べた味だなぁ~とひろちゃんを目が合い、「マカ」が浮かんだ。アンデス高地にだけ生育するマカは、日本では健康食品として有名だが、生のマカの味と朝鮮人参の味は、あまりに似ていた。
「てっちゃん、朝鮮人参の一番生産量が多いところって何処だと思う?」
「朝鮮半島じゃないんですか?」
「日本だよ、日本。長野とかが特に有名」
大将を見ると、うんうんと頷いている。そして「生産国には、北朝鮮、韓国、その他アジア」と書かれているとの蘊蓄も。
紹興酒の上澄みを呑みながら、皆で笑ったなぁ~。
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巨大海老の丸揚げ、鯛の蒸し焼き、自家製のチャーシューと続き、意識が朦朧としてきたところで、最後は特製のイクラ御飯に四川山椒をかけて締めた。
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名古屋って、こんなに美味しい都だったんだ。加藤さん、安藤さんとご縁を結んでもらったことで、今のこの時間がある。
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「俺、名古屋に引っ越してこようかな?」
「いいですね、ひろちゃん」
   ノムラテツヤ拝
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ご縁の糸

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今日はこれから岐阜羽島講演。
山元加津子姫を筆頭に、阪根ひろちゃん、自分が続き、ゲストは愛すべき天才気功師のやすみっちゃん。
間違いなく爆笑、また爆笑の時間になるんだろうな。
ご縁という見えない糸によって、僕たちは繋がり、また離れていく。
まるで電話やインターネットみたい。
見えないけれど、確かに繋がる現実。
地球も宇宙も構造は入れ子の形。極小ものが、フラクタル構造として極大になっていく。そして互いが互いを映し合い、現実が産み出されていく。
すべては自分次第、そして周り次第。
だから人生って、限りなく素敵なのだと思う。
変われるのは自分だけ。
だから今日から、今この瞬間から。
          ノムラテツヤ拝
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サンシャイン

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昨日のペンギン写真が凄い反響で驚いた。
撮影の場所は、リニューアルされたサンシャイン水族館。
渋谷サンシャインビル屋上なので、眺望の良さは折り紙付き。
そこに曲線の大きな水槽を置き、その向こうに高層マンション。
こんな絶好のロケーションに、なんとケープペンギンが悠々と泳いでいく。
南アフリカに住んでいたとき、喜望峰近くでいつも撮影していた種だ。
宙を飛び、高層マンションの上を飛んでいく。
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折角日本にいるのであれば、日本でしか撮れないものを狙いたい。
見事な青空の下、サンシャインがキラキラと降り注いだ。
           ノムラテツヤ拝
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